ディスクロード導入計画 部品選び

ディスクロード
ディスクロード導入計画発動!
「新車を買うならディスクロード。。。」世間の風潮はすっかりそんな感じです。まあ多少の重量増はあるもののブレーキ性能の安定性向上のメリットはそれを上回ると言われてます。プロロードの世界ではパンクなどの車輪交換の際にかかる時間であったり、山岳ス
ディスクロード導入計画発動! その2
ディスクロード導入計画の進捗を早くアップしたいなあと思いつつ、いろいろ用事があって出来てません。すみません。。。。にも関わらず、本題に入る前に「ディスクロード導入」の意義について書き足らなかった部分があったのでアップしときます。くどいかなあ

ディスクロード導入するとなったら、まあ普通はシマノ一択でしょうね。
それでデュラにするか、アルテにするか、それとも105?
GRXは新たな選択肢かもしれません。
GRX DI2のSTIレバーはちょっとかっこいいしなかなか惹かれます。。。

でもそんな発想だと先日ブログで書いたように、これから12速化するシマノさんの「ぼろ儲け戦略」にモロハマりになっちゃうのでもうちょっと知恵を絞んなきゃダメです。
とくにSTIレバーはブレーキシステムと変速システムの両方に関与する部品なので、こいつをどうするかが一番の大きな問題です。

現行デュラエース(11速 R91系)のSTIレバー(ペア)は以下のようになっています。
・ワイヤーブレーキ 機械式シフト 365g
・ワイヤーブレーキ 電動シフト 230g
・油圧ブレーキ 機械式シフト 505g
・油圧ブレーキ 電動シフト 320g
やっぱり油圧の機械式はちょっと重すぎですよね。
落しどころとしてはやっぱり油圧の電動シフトになっちゃいます。
ちなみに油圧の電動シフトの他の選択肢だと、
・アルテグラDi2 ST-R8070 360g
・GRX Di2 ST-RX815 373g
まあこれくらいの重量差ならデュラじゃなくてもいいかもしれません。
ああああ、でも12速化考えると結局どれもだめじゃないですか。

どうにかブレーキと変速分けて考えられるやり方ないのかなあ?
調べるとありました!
Di2のサテライトスイッチを使うやり方ですね。
そうするとブレーキレバーはシフター機能なしの油圧ブレーキ対応のものさえあればいいということになります。
使えそうなのを探してみるとTRPのHYLEXというのがありました。

シクロクロスのプロレーサーも使っているようなのでそんなへんな製品ではなさそう。
インプレ記事でもブレーキはガツンと効くらしい。
キャリパーブレーキだと効かない奴はまるでダメだけど、油圧ディスクはある程度どれも制動力はちゃんとあるっぽいですね。
シマノは細かいタッチまで秀逸だというものの、効きさえすれば細かいフィーリングはほとんど慣れだという説もあるし。。。
HYLEXはブレーキレバーのブラケット内に油圧ディスク用のマスターシリンダを内蔵している割にはSRAMみたいに不格好にはなってないという点も好印象です。

 

じゃあこれでいくかあ、、、って気になってたんですが、”TRP”というワードで調べてたら”HY/RD”という面白い製品があることを発見!
これもTRPの製品なんですが、「ワイヤー式油圧ディスクブレーキ」なんですね。
「ワイヤー式ディスクブレーキ」じゃないですよ。

「ワイヤー式ディスク」はリンクを介してワイヤーで直接ブレーキパッドを動かすんですが、「ワイヤー式油圧ディスクブレーキ」はブレーキ本体に油圧のマスターシリンダが仕込んであってマスターシリンダをブレーキレバーからワイヤーで引っ張ってやるというシステム。
ちなみにいわゆる一般的な「油圧ディスクブレーキ」はブレーキレバーにマスターシリンダが仕込んであって、ワイヤーを介さずブレーキレバーでマスターシリンダを直押ししてるシステムになります。
つまり「油圧ディスク」と「ワイヤー式油圧ディスク」の根本的なシステムの違いは、マスターシリンダを直押ししてるか、ワイヤーを介して押してるかってことになります。
性能的な差はおそらく「油圧ディスク」のほうがよりダイレクトなタッチなんでしょうね。
ワイヤーラインの遊びとか変形の影響がないですからね。
でもそもそも「油圧ディスク」ってタッチがダイレクトすぎるのが課題なんじゃなかったっけ?
そうすると「ワイヤー式油圧ディスク」はその点がむしろいい感じになっていることを期待できるかもしれません、、、前向きに考えればですが。。。
もし「ワイヤー式油圧ディスク」のブレーキ性能がいけてるなら、、、これはかなりいいんじゃないですか!
何がって、ブレーキレバーは今のまま変えなくっていいんですから。
ディスク化するのに変速は11速でやるか12速でやるかとか関係なくなります。
おまけにメンテも気が楽です。
「油圧ディスク」だと油圧ラインがあって組む時もフルード充填とかエア抜きとか、何かちょっと気が重い。。。
慣れないこと自分でやって調整不良でトラブったら完全に自滅ですからねえ。。。
まあワイヤー式でも理屈は同じですが、そうは言ってもワイヤー式なら調整は基本的に今までのキャリパーブレーキと同じですから。
仮に何かあっても対処はできそうな気がします。

今回の結論としては「ディスク化はワイヤー式油圧ディスクで行ってみよう!」ということですね。
基本的に今までも組み立て、メンテなど全部自分でやってますから、自己責任ですべて完結です。
完全にメインストリームとはかけ離れているので「誰にでもおススメ!」って訳じゃないですが、人柱として楽しんでいただければ幸いかなあとか思ってます。

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