【インプレ】中華系ディスクロード ICAN AERO A9

インプレ

ディスクロード導入計画が発動したのが去る2019年12月。
そして購入した中華系ディスクロードフレーム「ICAN AEROA9」の組立前の重量測定などのレポートをしたのが2020年1月。
その後、インプレ記事も書かずずっと放ったらかしでしたね、この件。。。。
でも「導入失敗やらかし!」でなかったことにしたかったわけではありませんよ。
遅ればせながらインプレしたいと思います。
確かにコロナ騒ぎでなかなかロングライドに行けずこのフレームについてなかなか確信を得るところまで行けていなかったということもあるんですが、お盆休みの炎天下に久々150kmクラスのロングライドに出かけて「やっぱコイツいいなあ!」と実感するに至ったのでそのへんレポートしたいと思います。

ディスクロード導入計画発動!
「新車を買うならディスクロード。。。」世間の風潮はすっかりそんな感じです。まあ多少の重量増はあるもののブレーキ性能の安定性向上のメリットはそれを上回ると言われてます。プロロードの世界ではパンクなどの車輪交換の際にかかる時間であったり、山岳ス
ディスクロード導入計画 フレーム ICAN AERO A9
ディスクロード導入するならトレンド的には当然エアロロードでワイヤー類はフル内装にしたいところです。金満ならドグマでもマドンでもヴェンジでもSupersixでも好きにすればいいですが、そうもいかないのが現実。Aliexpressとか見てると安

ちなみに久々出かけたロングライドのコースはこちら。
インプレコースとしては結構ハードでよかったんじゃないかと思っています。


ICAN AERO A9ですがちょくちょく乗っていた軽めのライドでは「ちょっと硬め!」と思っていて、ロングライドで自分の脚がもつのかちょっと不安でした。
ちなみに比較対象はBianchi Oltre XR3です。
XR3はカウンターヴェイル採用でプロチームのユンボヴィズマの大活躍(こちらは上位モデルのXR4ですが)もあり評価の高いモデルなので、比較機としては強敵といってよいかと思います。

 

 

 

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そんな強敵のOltre XR3を敵に回してICAN AERO A9ですがかなりいいんですよ。
まずは高速ダウンヒルの安定性ですね。
カウンターヴェイルのXR3もかなりいいと思っていたんですが、ICANのほうがぜんぜんいい!
スルーアクスルのディスクブレーキの効果もかなり大きいと思いますが、フレームも制動力に負けずしっかりしているので多少荒れた路面でも機体が暴れないのでガンガン攻めれます。
インプレコースは峠越えのルートだったんで結構長いダウンヒルが続いたんですが楽しく下れました。
でもまあディスクエアロロードの大きな売りのひとつは「下りの速さ」でもあるので、これはこれとして「想定内」としちゃうこともできなくはありません。
やっぱり気になるのはクライミング性能とかロングライドでの脚へのダメージですよね。
ICANですが不思議とこの点もなかなかどうして悪くない。
実は今回のインプレコースは久々のロングライドということもありちょっと自信がなくて、鶴峠はまあいいとしても次の奥多摩周遊・風張峠は脚が売り切れてちょっとまともに登れないかもという不安も。。。
最悪はダメだったら風張峠はあきらめて奥多摩湖抜けて青梅街道で帰るという想定もしてました。
けど、不思議とよかったんだよなあ。
なぜか脚にこない。。。
最近乗ってるバイクはIsoSpeed搭載のTREK Madoneとかカウンターヴェイル搭載のBianchi Oltreとかロングライドで乗り手に優しいのが自慢のそうそうたるハイテクバイクだったんですが、そいつらと比べてもICANは登りもロングライドもぜんぜん引けをとらない。
一体なぜ?
特別なギミックとかテクノロジーはナンモないはずなんだけどなあ。
嬉しい誤算ですが、ちょっとスッキリしないところも正直あるんです。
最近のハイエンドバイクのフレームはちょっと手を出す気にならないような高価格になってますが、10万しない中華のフレームでこのレベルならもう価値観崩壊じゃないですか。
こちとらブランド崇拝者でも、アンチ中華でも、ましてやメーカーの広告塔でもないので、もうこれは「ほとんどこのレベルでいいんじゃないの!?」って感じになりますね。
ただ念のため注釈を加えておくと、自分の認識だと「ICAN」は中華系でもかなりレベルの高いメーカーであるので、すべての中華系がこうとは限りませんよ。
まあつまり今回は「チャレンジ大成功!」ということです。
掘り出し物を見つけるにはチャレンジするしかないってことですね。

そんな経緯もありBianchi Oltre XR3は放出決定となりました。
「何も売らなくても。。。」というふうに思うかもしれませんが、これはもう悲しい性かもしれません。
ひとつのチェレンジが成功すると、次のチャレンジに向けた軍資金確保ということになっちゃうんですよね。
「Oltre XR3最強!」ならば話は別ですが、、、、まあそういうことです。。。
コスパ+性能 最強!求めてチャレンジは続くというわけです。。。

ちなみにホイールもICAN使っていてインプレしてます。
よかったら参考にしてください。

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