この違いというのが「設定可能な最大変速数がiPhoneアプリだと12速なのにAndroidアプリだと14速!」というとっても嬉しい発見だったんです!



Xshifterがマーケットに流通しだしたのは2018年末~2019年初頭にかけてです。
この頃の発表だとXshifterは15速まで対応とアナウンスされていました。
しかし実際、現物を手に入れてセッティングしてみると設定可能だったのは最大で12速でした。
でもそうはいっても市場で入手可能なフリースプロケットは12速だったんで特に不満はなかったわけです。
しかし時は流れ、現在では最先端は13速です。
ちょっと前までは13速といえばRotorの変わり者油圧式コンポくらいのものでしたが、最近カンパから1X13のグラベルロード用のコンポ「EKAR」がリリースされてます。

一方で肝心のXshifterは創業者から台湾の資本に売却され、もうあとはひっそりと消えゆくのを傍観するしかないのかなあという情勢でした。
無秩序的な多段化が進んだ時こそXhifterの本領発揮だと思ていたのですが、この期に及んで多段化対応のバージョンアップなんて期待できるはずもないじゃないですか。。。。
ところが、、、です。
XshifterのAndroidアプリですが最新更新は2020年5月31日となっていたり。。。
台湾資本に売却されたあとにアプリが更新されているようですね。
また売却先のCell Cyclingのウェブサイトに行くと、「Xhifter在庫あり」になっていたり。。。
Xshifter何か復活の気配ありげです。
それでXshifterの最新のAndroidアプリですが、何か今まで使い慣れたiPhoneアプリとはちょっと細部がいろいろと違っていたわけです。
せっかくなので最新のAndroidアプリをスクリーンコピーでご紹介しておきます。
特に問題なのはここからです。
設定するギア段数を聞いてきます。
ちなみにデフォルトは2段。
入力可能なギア段数は何と最大17速。
ただし17速と入力しても、実際に動作したのは14速まででした。
17速まで動かせれば最高だったんですが、それでも14速動かせればまだ当分は多段化がさらに進んでもコイツで十分対応可能であるということが明確になりました。
カンパの13速「EKAR」が出たニュースを聞いて、Xshifterが12速までしか対応しないのなら、Xshifterに代わる何かを考えなきゃと考え始めていたんですが、これは本当にラッキーな発見でした!
またちょっとXshifterを買い増しておくかという気にもなってきましたよ。(現在3セット所有。)
それにしてもシマノのロードはまだ12速化しませんね。
もうじきデュラエースのフルモデルチェンジですが、12速化したとしても「何を今頃?」感が強いですよねえ。
いっそのこと13速とかいきなり14速で出すくらいだと楽しいんですが。。。
ディスク化でエンド幅広がったんだから、そんな「弾けたシマノさん」見てみたいんだけどなあ。。。
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