SpeedXのUnicornが良さげだと思ったら、いわくつきだった件

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Aliexpressでたまたま見つけたんですがこんなバイクです。

AliExpress.com Product – SpeedX Unicorn Carbon Road Bike Frame Disc Brake Frameset 700C Endurance Ultra Light 850 Grams
特徴的なのはやはりシートステー集合部の形状ですね。
ラピエールのゼリウスとかGTのGradeとかと同様の処理です。

Just a moment...
Grade(グレード) グラベルロード | GT Bicycles 日本語公式サイト - GT Bicycles 日本語公式サイト | MTB,BMX,グラベルロード
アスファルトも石畳もダートさえも。どこまでも走るグラベルロード グレードはロードバイクのスピードとマウンテンバイクの走破性を併せ持った新しい時代のグラベルロードだ。舗装路を軽やかに走り抜け、そのまま林道ツーリングを楽しん

TREKのIsoSpeedもそうですが、振動吸収性考えるとシートステー集合部をうまく処理してやることが重要のようです。

路面を滑らかに感じさせるIsoSpeed - Trek Bikes (JP)
IsoSpeedは、舗装路やトレイルの凹凸を吸収し、よりパワフルかつ快適に走れるようにする。それでいて、バイク本来の効率性は損わない。詳しく見てみよう!

カタログ重量もけっこうな軽量だし価格もずいぶんとお手頃なこともあり、かなりチャレンジ魂が刺激されてしまったんですが、ある意味中華プロダクツらしくない特徴的なフレームなので本当に大丈夫かちょっと心配な部分もあり迷います。
インプレとかないの?
サイクリング系サイトの実走インプレは見当たらず、ブログなどでの一般ユーザーの投稿はひとつだけ見つけました。
でも最近入手されたようでまだ組立中なので実際よく走るのか?は不明です。

『今年はこれを手に入れたよ〜♪SPEEDX Unicorn』
お得意の中華大陸から大きな荷物が届きました箱の外面はボコボコになった様子も見られず綺麗です。3週間の長旅でしたね〜お疲れ様(笑)開封してみるとこんな感じですか…

実走インプレ記事はなかったんですが、バイク紹介の特集はいろいろ見つけました。
ただフレームの性能の話ではなく、スマートバイクとしての記事です。
突っ込んで調べてみるとSpeedXって5年前くらいにクラウドファンディングでロードバイクのスマート化(サイコンとかスマホとかを一体化してステムに組み込んで、サイクリングデータの一括管理を行うようなイメージみたい。)を提案して、ずいぶん話題になって資金も集まって「期待の風雲児!」的な存在だったみたい。
しかし現在は、、、、消えちゃったようです。
平行して進めていた中国でのシェアバイク事業で失敗した模様。
そのへんのこと以下の記事が詳しいです。

The birth and death of a bike company: What happened to SpeedX?
From a record-breaking Kickstarter campaign to 800,000 bikes dumped across China, this is the strange, sad story of SpeedX's monumental rise and fall.

なのでこのバイクフレームはつまりデッドストックの放出品ということですね。
素性は悪くないような気もするんですが、そういうわけなので当然トラブルがあっても保証はないってことです。
まあ中華プロダクツにもともと保証を気にしててもしょうがないですが。。。
でも確かにレアもの的な魅力があるんだよなあ。
これで実は走りがムチャクチャ良い!って情報があれば「ヤバそ気だけど、ポチッ!」てしちゃいそうですが、そんな沼へ人柱を誘うようなネタは見つからず、残念なような、ホッとしたような気分です。
ちょっとスッキリしないけど、まあ止めとこ。。。

コメント

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