ずっと前にモデル落ちでシクロクロス用に買ったFELT F1X(2014)のフレームを復活させることにしました。
今年のロングライドでは未舗装路コースもグイグイ行きたいと思っていて、それ用のグラベルロードを仕立ててみました。
https://tokutoku-bike.com/2020/12/19/2454/
このフレームちょっと古いですが当時のトップモデルです。
フルカーボンでロード並みの軽量です。(フレームセットでカタログ値1.6kg)
FELTはシクロクロスバイクとしてもけっこう実績ありますね。
2019年のシクロクロス世界選手権チャンピオンはFELT使ってました。
地味めですが性能的には間違いないって感じのメーカーです。
実はこのフレームはトラブルでディレイラーハンガーが折れちゃって放置してたんですが、ちゃんと調べたら交換用のディレイラーハンガーは今でも入手可能でした!
FELTは古いバイクのディレイラーハンガーもちゃんとデリバリーしてるし、安い互換品も流通していたりと、ユーザーにとってすごく良心的なメーカーなのかもしれませんね。
仕立てたバイクはこんな感じになりました。
手持ちのいろんなパーツをごちゃっごちゃに組み込んでます。
ホイールはVENNのAlter44TCCに35Cのタイヤ履かせてます。
タイヤは今回チューブレスをトライしてますが、この話は長くなってしまうのでまた別途にしたいと思います。
ブレーキはTEKTROのMini-VブレーキRX5。
新たに仕立てるなら当然ディスクでしょうが、目的のひとつがディスク化で使わなくなったリムブレーキ用ホイールの有効活用なので、今更ながらVブレーキです。
Mini-Vというのはロードのブレーキレバーのストロークに対応したVブレーキです。
これでも制動力が結構高いです。(たぶんロードのキャリパーブレーキよりも高い。)
駆動系はこんな感じです。
FC-R8000アルテグラのクランクに中華製楕円ナローワイド50Tのフロントシングルチェーンリング。
フリーのスプロケはこれも中華製12速11-46T(HGフリーに取り付け可能!)でリアディレイラーはSRAMのGX Eagle。
デカいフリースプロケで変速性能を確保するには、やっぱりこれくらいゴツくてデカいリアディレイラーが必要なんだなあと最近わかってきました。
シフターはお気に入りのXshifterです。
ワイヤーラインがスムーズになるのでシートステイに取り付けてます。
ブレーキレバーはSRAM FORCE11Sのダブルタップレバーの変速メカを外して使用してます。
現在、コロナ禍で外ライド自粛中のため近所でチョイ乗り試運転レベルでしか走れていないですが、何かイメージよりもぜんぜん進む感じがしてます。
タイヤを35Cにしたので相当走りが重くなるのでは?と心配してたんですが、何かこれはかなりイケそうな気配。
トレンドではリム幅だけじゃなくタイヤ幅もどんどん太くなってるみたいだし。
これはちゃんとした実走が楽しみです。
しかしここでひとつだけ、しかし重大な問題が判明。
タイヤが太すぎてホイールが外れない!
ブレーキアームからワイヤーを外してもブレーキシューがフォークに引っかかってアームが開ききらないという状況。
ロングライドでは輪行でフロントホイールは必ず外すし、そもそもバイクは室内保管しててその時もフロントホイールは外すし。。。。
こ、これは実用性なしなのか。。。
とりあえずこういう対応することにしました。
ブレーキシューを緩めてフォークに引っかからないようによけることにしました。
これなら問題はないのですが、、、、ホイール外すたびにブレーキシュー緩める?
凄く抵抗あります、、、、でも他に方法がない。。。。
手間がかかる、いちいち調整が必要、調整しても調整後はシューの当たりが不安定になりやすい、などなど何もいいことない。
ディスクブレーキならこんなことはないんだよなあ、、、と思いつつ、まあそもそも手持ちの物品を有効活用したいということがあったので仕方ないといえば仕方ない。
とりあえずこれでいってみたいと思います。
コメント