GoProあるけど中華アクションカメラを試してみた件

アクションカメラ

モデル落ちのGoPro Hero Session 4を安く手に入れて「しめしめ。。。」と勝手にほくそ笑んでいたんですが、中華アクションカメラに手を出してみました。
我ながらほんと浮気性なので。。。

中華アクションカメラのいいところは「とにかく安い!」
どこまで性能にこだわるかなんでしょうが、そこまでこだわりなければ1万円も出せばスペック的にはそれなりな物が手に入ります。
おまけにGoProなら追加で買わなきゃならないお高いオプションが、おまけで(もしくは安価なオプション価格で)たくさん付属してくるんですよね。
防水クリアーケースとか各種マウントブラケットとか、更に充電器に予備電池にリモコンにストラップにケーブルに収納ソフトケースなどなど。。。。
これはお得感満載でさすがに物欲が刺激されまくりです。
こんな競争相手がいるんじゃGoProもさすがに低価格帯商品から手を引くよなあ、と納得です。

そうは言っても「GoProがあるならいいじゃないか!」となることなんですが、GoPro Hero Session 4も使ってみるとちょいちょい気になるところがあったりしちゃう。
具体的にはコントラストがいまいち。。。
晴れたときに近景と遠景がかぶると、だいたい近景側に色彩がマッチするように処理されて遠景側はオーバー露出で白っぽくなっちゃう。
まあ映像単品で見れば悪くない気もするんですが、走って実際に出会った景色を知っててそれと比べちゃうとちょっと納得いかないところが出てくる。
せめてカメラ側で調整できればいいんですけどね、コントラストとかホワイトバランスとかで。
Hero Session 4は残念ながら調整できません。
GoProさんに一任、お任せです。
こうなると「もうちょっと何とかららんのか!」と浮気心に火がつくわけです。

それで浮気相手がこちらです。
このカメラの売りはこの価格で4K/60fpsで撮影できて手振れ補正機能付ってことですね。
”4K”アクションカメラとなっていても詳しくスペック見てくと微妙に仕様の違いがあるので注意が必要です。
実用上そこまでのスペックいるの?みたいな議論もありますが、基本の処理能力が高ければスペック的に余裕があるということなのでメリットがあると思っています、たぶんね。

現物はこちらです。

背面にはディスプレイもついてます。

サイズ感わからないと思うので、GoPro Hero Session 4と並べてみました。
もともとHero Session 4がかなり小さいので大きめに見えますが、現物はサイクリング用アクションカメラとして十分小さいし軽いので悪くない感じです。

おまけの数々です。
(厳密には標準仕様+1800円になります。)


カメラ本体は樹脂製でHero Session 4と比べるとずいぶんと華奢なつくりです。
Hero Session 4はアルミフレームで外周に緩衝材のゴムラバーも付いおり、単独でアクションカメラとして十分なタフネスがあるつくりになってます。
一方この中華アクションカメラは、アクションカメラとしては防水クリアーケースに入れて使うのを前提にカメラ本体はもう完全に割り切ったつくりになってます。
まあこれで顧客がOKならOKってことですよね。
っていうかほとんどの顧客はこれでOKってことなんでしょうね。。。

それで肝心のカメラとしての性能ですが、これまた微妙です。
概ね悪くないんですよね。
Hero Session 4で不満だったコントラストも特に問題なく普通っぽい画質でした。
デジカメ動画っぽい映像。
Hero Session 4と比べると室内で光量が少ないときに若干粗さが目立つ感じでしたけど、粗探しすればって感じもします。
でも何か魅力を感じない。
全般的に普通で特徴が乏しい映像になってます。
Hero Session 4はやっぱりいかにもGoProっぽい広角な画角。
GoProにはアクションカメラとして躍動感が得られるような映像的な演出があるんですよね。
「これがGoProの魅力か。。。」と改めて実感。

で、「結論としてどうする?」ってことになるんですが、結論としては、
・Hero Session 4 → サイクリング用アクションカメラとして継続使用。
・中華アクションカメラ → ドラレコとして活用。
ってことにしました、とりあえず。。。
ちなみにドレレコ用のマウントも付属してたので、特に追加で何も買わずにうまいこと車に設置できました。

このカメラは「ドラレコモード」もあって、外部給電のON-OFFに対応して自動で撮影ON-OFFができたりループ録画も可能なので、そこそこ普通にドラレコとして使えます。
また外部給電すればリチウムイオン電池を入れなくても動作可能なので、夏場に車内が高温になっても電池の発火の心配はありません。
車の後方は撮影できないとか事故時の自動停止機能がないとかさすがに専用のドラレコには負けますが、あおり運転で絡まれたときの証拠映像用には十分使えそうです。

そうは言うもののやっぱりアクションカメラとしても使ってみたいという迷いもあるんで、しばらくして気が向いてくるようなら使ってみようかとも思っています。

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