【ロングライドの記録 第22弾】裏尾根幹グラベルライド

グラベルロード

「裏尾根幹?」
このワードを知ったのはGoogleで検索してたらたまたま「シクロワイヤード 炎上」というワードが引っかかったのがきっかけですね。
「何でシクロワイヤードが炎上なの?」と思って調べたらどうやら「ロンド・ファン・裏尾根幹」という記事がやばかったみたいなんです。

まあそのへんの炎上の内容はどうでもいいんですが、そのへんのことから調べを進めていった結果「裏尾根幹」というのは調布から町田に続く「南多摩尾根幹線道路」俗称「尾根幹(おねかん)」のちょっと南側らへんの裏道のことで、激坂あり、グラベル(砂利道&ちょっとした山道)あり、田園風景ありの一風変わったサイクリングルートだということが判明しました。

でもこのコースはぜんぜんサイクリング向けのルートではなくて、たぶんこのへんに土地勘があるサイクリストが自分のお気に入りの細々とした裏道をつないでつくったようなルートみたいなんですね。
それがルートラボ(2020年3月31日サービス終了。)とかにアップされて知られるようになったようです。
炎上事件はそんな裏道をサイクリストがちょっとした集団で走ってインターネットにアップしちゃったのが問題になったみたいです。
でもこの「裏尾根幹」けっこう近所だし興味がそそられます。
そんないわくつきのルートなのでちょっとビビりますが、最近仕立てたグラベルロードで走るにはうってつけじゃないですか。
ここは過去の事件を踏まえつつ、一般の通行人のじゃまにならないように最大限配慮しながら走りに行ってみることにしました。
まあもともとソロ派なので、熱くなってハードに攻めなきゃ大丈夫だとは思いますが。。。

走りに行くと決めたはいいものの、細々とした裏道なので普通ならガイドでもいなきゃ無理でしょうね。
なのでここは普段のロングライドで培った技術を駆使してナビ用のルートを作ってみました。
って言っても、人様のつくったルート情報を参考に”Ride With GPS”で自分なりにルートを作りなおして愛用の”etrex20”にナビってもらうだけなんですけどね。。。
ルートラボ亡き後サイクリング用GPXルートをつくるソフトいろいろ試しましたが、自分としては”Ride with GPS”がイチオシです。
”Strava”とか”Garmin Connect”のルート作成機能の悪くはないんですが、勝手に変なルートを選択しがちで微妙に狙い通りのルートになってくれないことが多いのでやめました。
たぶん今回のルートだと”Strava”とか”Garmin Connect”だとうまく作れなかったんじゃないかな。
へんてこルートを作る人にはやっぱり”Ride with GPS”がおススメです。

そんなこんなで今回走りに行ったルートはこちらになります。
自転車で走りに行く人が増えると地元の方々に迷惑がかかるみたいでGPXデータはあんまり公開されていないようです。
なので今回もGPXデータの公開はなしです。

Relive動画はこちらです。

ライドのダイジェスト動画も作ってみたのでよかったらご視聴ください。

実際に走ってみるとホントかなり”裏道”でしたね。
脇道ばっかりでetrex使ってもルートがわかりにくくて苦労しました。。。
そんな激しい悪路はないのでハードテールのグラベルロードでもぜんぜん問題はありませんでしたが、けっこう道幅の狭いシングルトラックのところもあったのでちょっとびっくりしました。
でもロードバイクはやめといたほうがいいでしょうね、苦労すると思うので。
今回使ったホイールのタイヤはチューブレス化したContinentalのSpeed King CX 35Cだったんですが、トラブルなく快適に走れました。
普通のクリンチャータイヤを勝手にチューブレス化しちゃってるんですが、最近は安定してきていて空気の抜けもまったく問題なくいい感じです。
このSpeed King CX 35Cって走りも軽いしなかなかいいタイヤです。
ディスクロードもSpeed King CX 35Cでグラベル化しちゃってもいいかも!とちょっと考え中です。
(でも純粋なロードバイクがなくなっちゃうのもちょっと複雑な気分だなあ。。。)

この日はこのルートを自転車で走ってる人はぜんぜんいなかったです。
たまたまなのか、時間帯なのか、それとも最近ははやっていないのかよくわかりませんが、ちょっとほっとしました。
都内の郊外で手頃に人里離れた感のあるグラベルミックスのコースを楽しめるのでありがたいんですが、やっぱりサイクリストがウジャウジャいるとなると勝手な話ですが魅力は半減してしまうと思うので。。。
そんなことも踏まえて自分的にも「通い詰めてこの一帯を極めてやる!」っていうのはやめておこうかと思います。
ただ”マイグラベルロード”のポテンシャルは確認できたので、今後も新たなグラベルライドコースの開拓を進めていきたいなあなどと思っている次第です。

コメント

  1. あか より:

    初めまして。いつもブログ楽しく拝見させて頂いてます。
    以前の記事でタイヤを太くしたHUEZ RSとmadone9を乗り比べてみる、という事を仰っていましたが、今もまだHUEZには乗っておられるでしょうか。
    乗っておられるなら、お持ちのビアンキ、トレック、ルックの内、どれが一番主さんのお気に入りでしょうか。
    また、できればそれぞれのバイクの利点、欠点などを教えて頂ければ幸いです。HUEZの購入を検討しているのですが、あまり良くないようならやめようと思っております。
    長文申し訳ありません。

    • まっしゅど より:

      あかさん。
      コメントありがとうございあmす。
      このブログ、コメントとかほとんどされないので新鮮な感じです。
      っと、びっくりしている間に返信遅くなりすみませんでした。
      難しいご質問ですが独断と偏見で回答してみたいと思います。
      現在のロードバイクのフレームの方向性ってざっくり「ロングライドで疲れない一般ユーザーライクなもの」と「レーシーでヒルクライムとか比較的短時間の用途向けのもの」で分類するとわかりやすいと思っています。
      これに対しマドン9、オルトレXR3は前者、HUEZは後者だと思います。
      マドンは最新テクノロジー満載感がセールスポイントですね。最近トレンドはまた軽量化に振れてきているのでその点はちょっとマイナスですが。最新のディスク仕様は買えればほしいですが、いかんせん価格が高すぎ!
      オルトレシリーズは基本設計はけっこう古いのに今でもレースで第一線で活躍しているのが凄いです。基本設計が良いのではないでしょうか。カウンターヴェイル(CV)使って独自路線でうまくプロモーションしている感があります。
      さて問題のHUEZですが、この人はマドンとかオルトレとはぜんぜん性格が違う感じです。どちらかというとトラディショナルな路線で突き詰めてるイメージです。
      外観的な新鮮さはそれほど感じさせませんがいかにもLOOKっぽい雰囲気を演出してます。「シンプルで軽くて速いぞ!」って感じです。
      乗り味的にはHUEZの売りはやはり「軽さ、軽快さ」でしょうか。実際持って軽いし、ダンシングするとスイスイ進んでく感じでした。
      同じフレームでも履かせるタイヤ(特にタイヤの太さ)や空気圧で乗り心地が大きく変化することは最近いろんなところで言われてますよね。
      なのでそういうところで調整すればいろいろ振り幅はあると思うのですが、やはりマドン、オルトレは長時間乗って快適って感じがします。
      一方、HUEZは「攻めて走って活きる!」って感じです。長時間攻めれる人は良いですが、快適っていうのとはちょっと違う気がします。どちらかといえば「身を削って走る!」みたいな。
      比較の評価をまとめるとこんな感じです。
      HUEZは「ロードバイクで走りを極めたい!」ってノリの方におススメですね。

      以上です。参考にしていただけたら幸いです。(^_-)-☆

      • あか より:

        丁寧なご返信ありがとうございます。
        なるほど、方向性がそもそも異なる訳ですね。
        自分が新しいバイクに求めるものを改めて整理した上で、購入を検討しようと思います。
        ありがとうございました。
        これからもブログはちょくちょく覗かせて頂きます。

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