仕事のついでに越谷レイクタウンから利根運河を走ってきました。
越谷レイクタウンというと駅前に大きな遊水池とショッピングモールがあって、なんか「新しく開発された住むのに理想の街」って感じをだしまくりの街ですね。
個人的には幸せ感を出し過ぎでちょっと疲れちゃいますが。。。
どちらかというと治水事業とセットで開発された街というところのほうが興味を惹きます。
利根川水系は徳川が江戸に来てから大規模な治水事業が継続的にされてます。
それは現在も続いているというわけですね。
もともと地形的に台地に挟まれてお皿のような形の断面になっているので水がたまりやすいんですね。
越谷レイクタウンは1999年に事業計画が認可され、2008年にJR武蔵野線の越谷レイクタウン駅が開業し街開きイベントが開催されています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/252421/nakaayakinpuro.pdf
今回のライドのもう一つの目玉である「利根運河」は明治23年に作られたもので結構な歴史物です。
利根運河は江戸川と利根川をつなぐ全長8.5kmの運河ですが、治水というよりは水運が目的で作られていて現在は土木遺産として遺されているとのことです。
当時、東京湾入口の浦賀水道は暗礁が多く船の通行が危険だったということもあって、北海道や東北からの船便は銚子から利根川→江戸川のルートで江戸へ運ばれていたんだそうです。
利根運河はそのショートカットルートとして作られたんだそうです。
越谷レイクタウンも利根運河もどちらもですが、こういう大規模な開発事業は投入されたヒト・モノ・カネに加えて、技術や情熱、後世に遺される価値などに想いを巡らせるとホントすごいなあと感動します。
今回の走行ルートはこちらになります。
ライド動画はこちらになります。
小回りがきく折りたたみ自転車でちょうどよかったです。
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