久々の投稿ですが、気が付けば記念すべき「第50弾」でしたね。
振り返ってみると第1弾は2019年1月なので、まる7年ちょっとになります。
もちろんそれ以前にも自転車でいろいろ走りに行ってたわけなのでこれがすべてってわけじゃないですけど、ちゃんと記録になっているという点についてはそれなりに自分的な価値があると思っています。
(誰かの旅するモチベーションアップにつながっていれば、さらにうれしいですが。。。)
それで記念すべき「第50弾」ですが、ちょっと変わった趣向になってます。
それは「フェリー輪行」です。
通常は「鉄道輪行」なわけですが、比較するとタイパ&コスパ観点だとあまりよくなし、そもそも航路自体の選択肢がそんなに多いわけではないので、結局どう計画に組み込むかがポイントになってくるんだと思います。
今回使ったの伊勢湾フェリーは愛知県の伊良湖岬~三重県の鳥羽間を約1時間で運航してます。
東京方面から普通に伊勢、志摩、鳥羽らへんに鉄道で行こうとすると三河湾、伊勢湾をグルっと回りこんでとなるので、行くだけでそれなりの長旅になります。
そこを海路だと約1時間ですから結構利便性は高いと思うわけですが、落とし穴は伊良湖が辺ぴ過ぎる点ですね。
陸路で最速で行く場合には、新豊橋から三河田原まで豊橋鉄道渥美線で行って(約40分)、そこからはバス(約1時間)しかありません。
そんなに見どころがある知られた場所でもないので、まあ普通は行かんですよ。

しかしサイクリングとなれば話は別です。
むしろ実に手頃です。
問題は一日のどのタイミングにフェリー移動を組み込むかがポイントだと思います。
日中に組み込むと乗船準備の時間も含めて考えるとかなりサイクリングで走れる時間が減ってしまいます。
そう考えると選択肢は「朝」か「夜」かになるわけですが、時刻表を見ると朝最初の便は伊勢湾フェリーの場合は8:10になってるので、これはちょっと厳しいです。
自分的にはロングライドの場合、朝8時台には遅くても走りはじめたいところです。
となると選択肢は「夜」になるわけですが、最終便の時間は17:40になってました。
「夜」というよりは「夕」ですが、これぐらいなら十分許容範囲です。
フェリーターミナルに16時台につくように計画すれば、輪行準備の時間を考えても余裕を持って乗船できそうです。
怖いのはサイクリング中のトラブルで時間に間に合わなかったり、海が荒れて船が欠航になったりすることですけど、まあそこはスリル要素ってことで楽しむことにします。
本当は不測の事態に対応できるように最終便が18時台くらいなら安心なんですけどね。
というわけで今回のサイクリングルートは以下のようになりました。
2泊3日の行程です。
Day1: 東京→(新幹線)浜松→伊良湖→(フェリー)鳥羽泊
Day2: 鳥羽→志摩→伊勢→鳥羽→(フェリー)伊良湖泊
Day3: 伊良湖→浜松→掛川→金谷
伊良湖、鳥羽ともにビジホはないようです。
観光客向けのホテルは価格設定が高めなので、早めの予約で安いところを押さえておくのがよいですね。
鳥羽市街にはイオンやコンビニなどがあるので食料の調達などには困りませんが、伊良湖のフェリーターミナルの周辺にはたいした店はないので、伊良湖での宿泊の際に必要なものは鳥羽で入手しておくのがよいと思います。
高低図はこんな感じです。
低い峠ばかりですがまだ寒い3月のライドにはちょうどよいですね。
Day2の伊勢志摩は細かいアップダウンが多いので高低図でみるよりもけっこうキツいです。

今回のライドのダイジェスト動画はこちらです。
今回はフェリーだけじゃなく、バラエティに富んだ景色を楽しめるルートでした。
Day1は浜名湖北側をまわりこんで峠越えクライミングを楽しんだ後に渥美半島に向かいました。
渥美半島の蔵王山は山頂展望台からは360度の絶景パノラマが楽しめます。

渥美半島を伊良湖の向かうとだんだんと閑散とした自分好みの雰囲気になります。
知多半島との海峡付近は西ノ浜シーサイドロードという一本道が続いていて、モニュメント的な風力発電の風車のすぐ下を通過できます。

伊良湖はオーシャンリゾートなようですが、実感的にはちょっとさびれてます。
伊勢湾フェリーがいい感じにアクセントになっている感じがします。
フェリーターミナル併設の道の駅があったりもします。
伊勢湾フェリーは輪行なら自転車持ち込み無料なのがGOODです。
2010年に一度は廃止の発表があったようですが、最終的には地元自治体の支援を受けて継続されることになり、現在も一応は黒字経営のようです。
2隻の船が1時間おきに毎日8便運航しているので、観光以外にも地域交通としてそれなりの役割を果たしていると言えそうです。
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になっている「神島」のすぐ近くを通過するのもうんちくネタのひとつになってます。

Day2は伊勢志摩周辺ライドでした。
この周辺の観光は伊勢神宮の参拝関連+志摩スペイン村&鳥羽水族館といった収益力のある観光スポット+志摩の海洋自然関連の三本立てのようですね。
互いに好影響を与えながら好循環が得られている印象ですね。
ただ通り過ぎる海沿いの港の様子とか見てると水産業は厳しそうな感じを醸してます、全国どこもだいたいそうですが。。。。

Day3は伊良湖から太平洋岸側をできれば御前崎まで行きたかったんですが、ルート作ってみるとちょっと距離がありすぎるので、御前崎はあきらめて、途中で掛川方面へ北上し、最後は旧東海道で締めるという行程でした。
渥美半島の太平洋岸側は太平洋ロングビーチと呼ばれていて、全国屈指のサーフスポットになっているそうです。
実際、多くのサーファーを見かけました。(中高年が多い?)
こういうアクティビティ的なスポットは普通の観光地とはちょっと違う空スカしたような独特な雰囲気があると感じるのはじぶんだけでしょうか。。。

この日最後の掛川~金谷間の旧東海道は、ちょっと距離合わせ的に後付けしたルートでしたが、ここもまたいい感じでした。
旧東海道の小夜の中山という国道1号線のかなり裏道みたいなルートを選んだんですが、ここ実は鈴鹿峠、箱根峠と並んで東海道の三大難所といわれているところだったんですね。(後から知りましたが。。。)
ここ登り始めに「二の曲り」というところがあるんですが、ここはマジ激坂!
「バイクでこけて10mほど転がり落ちた!」なんて記事も見つけました。


最後は菊川坂。(ただしくはその石畳み横の舗装路。)
今回のライドではいろんなロケーションを走りましたが、最後は旧東海道で締める!って感じでよかったですよ。

今回のライドで使ったバイクはこちらです。
古いFELTのF1XですがフロントフォークをFOXのサスに換装しています。
太平洋ロングビーチで突然現れた未舗装の砂ダートにもいい感じで対応できました。
(1kgくらい重くなってしまいましたが。。。)


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