これほぼ衝動買いでした!
たまたまシクロワイアードに出てたバナー広告が目についたのでちょっと見てみたんですが、我ながらまさか買うとは思ってませんでした。。。
しかしこれは結構イケてるかもしれませんよ。
この価格でこの性能、機能ですからねえ。
もともとiGS630のふたつ前のモデルであるiGS618というナビサイコンを現在まで使ってました。
このモデルのころはGARMINとタメ貼るのはまだまだ、、、って感じでしたけどね。
淡い期待を抱いて購入したんですが、使ってみるとモノクロ液晶のナビ視認性は日中は光が反射してぜんぜんダメだし、ノーズアップのみのナビゲーションだったりして、いろいろがっかりでした。
でもそもそもお安いし、またナビを除いたサイコン機能は操作がシンプルで使いやすかったので、ナビはあきらめて使っていたわけです。


そんな経緯もありはじめはそんなに期待していなかったわけですが、軽く調べてみるとこのiGS630ってプロモーションからして気合入ってる感じです。
先月末(3月末)発売だったようですが、シクロワイアードのほかにもcyclesports.jp、trisports、日直商会などで積極的な宣伝を展開してます。
製造元のiGPSPORTのサイト見ると、見た目だけならGARMINに引けを取らない印象を与えます。



そうは言っても期待と同じくらいの不安もあるわけです。
過去にもそういう経験があったわけなので。
なのでとりあえず可能な範囲で情報収集です。
どうやらiGS618の後継でiGS620というモデルがあって、すでにその時に液晶はカラー化していて視認性の問題は改善されているようです。
またナビもノースアップだけではなくトラックアップもすでにOKとなっているようでした。
基本機能だけならiGS620でもそこそこなレベルかもしれませんね。
でもiGS630はフルモデルチェンジでさらに物欲を刺激する仕様になってましたよ。
まずは外観。
iGS618→iGS620は見た目同じで中身だけの進化でしたが、iGS630はちょっと大きくなってますが薄幅で液晶も大きくなってます。(2.2→2.8インチ)
メチャ格好よくなってます。
バッテリーライフも22→35時間になってるし、宣伝文句も「カラー液晶の視認性向上」とか「最新世代のナビゲーションチップを採用」とか「メモリは8Gに大容量化」とか商品力向上に対するアプローチについてすごくまともなことを言ってる感じがします。
ひと昔前の中華プロダクツだと「見えないところは誤魔化す。。。」って感じでしたから、えらい進化じゃないのかなあ。
あと購入検討の段階に入って価格調査を始めて驚いたのは、国内はAmazon、ヤフーショッピング、楽天のほかにも小規模な自転車ショップ通販でもデリバリされてるのに、Aliexpressにはまだ出回ってないということ。
日本人はこういうガジェット好きなのでデリバリを早くしたのかもしれませんね。
国内で入手しても最安は2万円台前半だったので価格的にも満足です。
日本で買えばオーダーして数日後には手に入るしね。
外箱は安物感がないというよりは、むしろ「ここまで箱に力入れなくてもよいのに。。。」と思うくらいのレベルです。
(SRAMの製品もそんな箱が多いですが、あっちはかなりふっかけてますからね。)
新製品キャンペーン中でシリコンプロテクタがおまけでついてました!
箱の蓋裏が機能紹介の説明になっているという手の込み様。
すべての同梱品。
液晶保護シートが付属してるのが何気に嬉しい。
重量は100g程度です。
↓シリコンプロテクタ付きの重量。
iGS618とのサイズ比較。
液晶サイズはかなり大きくなりましたが、外観サイズはそんなにかわりません。
iGS618よりも薄幅です。
ここまで良いことばかり書きましたが、果たして問題はナビが使いものになるのか?ですね。
見知らぬ土地へロングライドに行くときにナビがいまいちだと最悪ですから。
ナビは使う以前にルート作成の段階からの使い勝手が重要です。
よくあるダメなパターンが、①純正のルート作成用のソフトやアプリが使い物にならず、走りたいルートのルートファイルがうまく作れない、②更に純正外のルート作成用のソフトやアプリで作ったルートファイルがうまく読み込めない、の2つじゃないでしょうか。
さてiGS630の場合は、、、、。
①はダメですね、自分的にはまるで使い物にならんです。
ルートファイル作るときって、走りたいルート上のポイントをざっくり選択していくとソフトがポイント間をうまいこと補間してラインを引いてくれるわけですが、この「補間してラインを引く作業」をこっちの思い通りにいい感じにやってくれるソフトって意外とないです。
すぐ妙な細い道に入っちゃったり、そうかと思うと今度は訳の分からない遠回りルートを選択したりとか、こうなるとソフトを手なずけるのに手間ばかり余計にかかってうんざりです。
iGS630もこのパターンでした。
ルート作成は専用アプリかPCでインターネットに繋ぐかしてするんですが、ちょっとやってみたもののなかなか思い通りにいかず結局断念しました。
いやいや①がダメでも、②のやり方で問題なくできればいいだけです。
それで②がどうだったかというと、、、、ちょっとコツがありましたがうまくいきましたよ!
「コツ」ですが、「iGS630に有線でつないで内部メモリにルートファイル(GPXとかFIT)を直接コピーで書き込みする。」っていうのはダメです。(GARMINだと普通にやると思いますが。。。)
手順としては、使いやすいソフトを使ってルートファイル(GPX)を作る。→iGPSPORTのサイトの自分のアカウントにルートファイル(GPX)をアップロード。→アップしたルートは専用アプリに反映されるので、専用アプリからiGS630へルートファイルを転送。って感じです。
ヘボいサイコンだと専用アプリ⇔サイコンの通信が不安定だったりとか、やたら時間がかかったりとかありますが、iGS630はまだ試用レベルの段階ですが好感触です。
一発でうまくいったし、ハイスピード転送でした!
さて実際のナビゲーションですが。。。
トラックアップで普通にナビってくれました!
下の画像のように曲がり角のお知らせも表示してくれます。
ただ曲がり角までの距離のお知らせは多少距離ズレがちだし、自分的には不要なので非表示にしようかと思っています。
自分の場合どちらかというとMAPのほうを信用して判断しているので。
ただ「曲がり角が近づくとアラート音を出す」という機能があって、これはいいかもしれないと思っています。
ロングライドでボケっとしてると時々、曲がり角に気づかずスルーしちゃうことがあるので。
「アラート音が聞こえたらナビをチェック!」というのは、うっかり防止によさそうです。
試用がてら3時間程度ナビ付でライドしてみましたが、電池残量は90%以上でした。
「ちょっと減らなすぎじゃ?」とも思いますが、1日ナビ付でフルライドしても電池切れにはならなそうな感触です。
総評としては、今のところ星5つですね。
どうやら自分的にナビサイコンに求める要素はすべて満足できるレベルにありそうです。
こいつはいいかもしれん!
(もうGARMINは不要?)
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