【グラベルロードで行く!行き止まりライド 第12弾】奥武蔵・秩父上名栗線(JFEミネラル武蔵野鉱業所跡)

グラベルロード

秩父上名栗線は県道です。(埼玉県道73号)
鳥首峠を越えた秩父側にも秩父上名栗線という名の道路があって、つまり未開通道路ですね。
今どき山奥の道路を整備するようなご時世でもないですから、もうずっとこのままなんでしょうね。
名栗側から名郷というバス停があるところを道なりに右折すると山伏峠・正丸峠へのクライムが始まりますが、秩父上名栗線はここを右折しないで真っすぐ進みます。
ここ何度となく来てるんですが真っすぐ行ったことないんだよなあ。
なんかちゃんとした道が続いているんだけどマップを見ると行き止まりなので立ち入ったことのない領域。
勝手に意味もなく期待感が高まります。

ここには秩父上名栗線のほかにもターゲットがありました。
林道山中線です。
行き止まりまでの距離は林道山中線のほうが長いくらいなんです。
この林道は林道のくせにグーグルマップのストリートビューがカバーしてます。
道の様子を確認すると行き止まりまで舗装されているっぽく期待してたんですが。。。
こっちは残念ながら通行止めでした。
秩父上名栗線から分岐してほどなくして侵入できないようにガードされてました。
(橋が工事中らしい。)

まあしょうがないので気を取り直して秩父上名栗線へ。
秩父上名栗線で意外だったのはキャンプ場があって賑わってたことですね。
行き止まりの途中にこんな賑わいがあるとは!
でもその一帯を通過してしまうとさすがにひっそりとしてきました。
ストリートビューでみると行き止まりらへんは何かの工場になっている様子でした。
工場の人の邪魔になっちゃうのは避けたいなあなどと思ってましたが、実際に行ってみるとちょっとイメージが違う。。。。
工場はなくなっていて完全に跡地化してました。
後から調べたらここには2015年3月まではJFEミネラルという会社の鉱業所があったようなのですが閉鎖されたらしい。
この場所のもうちょっと奥に武蔵白岩鉱山というのがあって石灰を産出していたんだそうな。
それも専用の鉱山鉄道が通っていたそうで、その様子が付近のハイキングコースから眺められるということでネットでマニアにいろいろ紹介されているのを発見しました。

JFEミネラル武蔵野鉱業所 武蔵白石鉱山
JFEミネラル 武蔵野鉱業所(歩鉄の達人)
JFEミネラル株式会社
東京都港区。石灰石・珪砂などの採掘・加工...

山のほうへ走りに行くとホント廃墟化した遺物に出くわすことが多いので、やっぱりちょっと寂しく感じます。
国土資源をもっと有効活用して活性化させてくこと出来ないのか!って痛感しますね。
喜ぶのは廃墟マニアだけ、なんてのは勘弁してほしいですよね。
跡地の様子に興味がある方はぜひ動画をご覧ください。

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