ようやくコロナ自粛も終了って感じになってきました。
スポーツイベントなどでも観客たくさん入れてやるようになってきてますしね。
そんな流れで自分的にもロングライドも気合入れるか!って気になってきました。
ハードなクライミングコース走るなら、寒くもなく日も長い春~夏シーズンが絶好ですからね。
それで計画したのが下のマップのコースになります。
東京発日帰りの長野-上信越高原-高崎のライドになります。
今回の計画してて気が付いたのは、「前日発ホテル泊」もいいけど「始発新幹線利用日帰り」も結構いけるってことでした。
ちなみに今回のライド出発地点は長野です。
新幹線利用で始発最速で行く場合は、大宮6:41発のかがやき501号(全席指定)を使えば長野には7:37着になります。
特急料金は3170円ですからホテルの宿泊料金と比べて考えれば割安ですね。
個人的にホテル泊で嬉しいのは”朝食バイキングなんですが、朝食バイキングのスタートは6時半~7時くらいが多いので朝食バイキングを楽しむと”せっかく前日現地入りしてるのに出発が遅くなる!”という残念なことが起こります。
こういったことを考えると、今まで新幹線は”リッチな旅行者が使う贅沢な移動手段”としか思ってなかったんですが、実は”遠隔地スタートのロングライドで交通&宿泊費を抑制するリーズナブルな移動手段”ということだったんですね。
そんなわけで今回は記念すべき新幹線利用(往路だけですが。。。)の初ロングライドとなりました。
でも実際に使ってみると速いということ以外は新幹線だから別にどうってことはないですね、ただの移動手段くらいにしか思えず。。。
それでも東京から始発で移動しても、有難いことにライドの出発地点である長野駅からは8時すぎにスタートすることができました!
今後のロングライドでも新幹線を使えば今まで以上に過激な計画がいろいろ立てれそうなことがわかったので、ちょっとうれしい気分です。
移動手段の話はこれくらいにして、ここからはライドの話です。
長野まで来ちゃえば走り応えのあるルートは選び放題なんですが、今回は日帰りなので高崎ゴールでルートを検討してます。
KOMは国道292号の草津白根山近辺になります。
KOMに向けては長野駅から高山村から万座峠~万座温泉を抜けていくルートです。
高山っていうと”飛騨高山”が有名ですが、今回の高山村は”信州高山”なのでお間違えなく。
”信州高山”はタケノコ狩りで有名みたいですね。
高山村の市街を抜けて万座方面にクライミングしていくと、やたらに”入山制限中”とか”遭難注意!”といった看板が目につきます。
これは由々しきことが何か起こっていそうなので、後から調べてみたらタケノコ狩りに来て遭難しちゃう人が結構いるってことのようです。
https://www.vill.takayama.nagano.jp/fs/4/2/3/3/8/4/_/takenokotirasi1.pdf
高山村から結構ハードなクライミングが延々続くんですが、登りきった群馬県との県境付近で枝分かれして南側に続く行き止まりの道があります。
行き止まり手前には”毛無峠”という峠があります。
こういうルートはめちゃくちゃ怪しげなので行ってみるに限ります。
とりあえず事前調査でGoogleマップのストリートビューを見たらすごい絶景です。
でも更に調べてみるとここはただ絶景なだけではなく、奥には昭和46年に閉鎖された小串鉱山跡があって廃墟マニアには有名なスポットらしい。
小串鉱山の最盛期に2000人くらいが暮らしていたということなので相当な集落だったみたいです。
毛無峠にはスキー場のリフトの支柱の残骸みたいなものが存在してますが、これは小串鉱山へ生活物資を輸送するのに使われていたらしい。
万座温泉から草津温泉にかけては、ところどころ硫黄臭がけっこうきついです。
これは硫化水素の臭いで有毒です。
そうは言っても特に立ち入り規制されてるわけでもばないので気にしませんでしたが、草津白根山の観光スポット”湯釜”の近くにある国道292号の展望レストラン付近まで行くとびっくりしました。
休業?廃業?みたいな感じでしたね。
調べてみると2014年以降、火山活動が活性化の傾向があって、断続的に立ち入り規制がかかったようです。
加えてコロナ影響もあって観光地崩壊って感じなんでしょうね。。。。
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/level/PDF/level_350.pdf
2021年3月:レベル2→1(現在に至る。)
2020年:レベル2
2019年:レベル2
2018年9月28日:レベル1→2
2018年9月21日:レベル2→1
2018年4月:レベル1→2
2017年6月:レベル2→1
2016年:レベル2
2015年:レベル2
2014年6月:レベル1→2
2013年以前:レベル1
草津白根山を過ぎると草津温泉~長野原とクライムダウンが続き、しばし回復タイムって感じになります。
しかし長野原から先はまた当分クライミングです。
浅間山の北側をかすめつつ二度上峠までだらだらクライミングが続きます。
浅間山の南側は”軽井沢”があり北陸新幹線もあり今なお存命な感じありますが、浅間山の北側はろくな交通インフラもなく今や何ない”空白地帯”的な状態なんだろうなあと想定していました。
実際も概ねそんな感じだったんですが、ある一帯に限ってはちょっと違った印象を受けました。
そこは”北軽井沢市街地”です。
↑北軽井沢駅舎跡
こんなとこに鉄道が通ってたんだ!って驚きです。
草軽電気鉄道(1915年-1962年)、新軽井沢-草津温泉 55.5km 21駅とのことです。
ロングライドで不便なところを走ると地方の衰退を実感することがホント多いです。
北軽井沢もただ単に衰退途上というのが実態のようです。
↓二度上峠のクライムとクライムダウン。高崎までのクライムダウンがむちゃ長い。。。
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