軽量ワイヤー式油圧ディスクブレーキ iiiPRO A8000組替え!

ディスクロード
通常のワイヤーレスの油圧ディスクだとフルードを抜いたりするので組替えは相当大変だと思うんですが、その点ワイヤー式はイージーです。
ダメなら元に戻せばいいくらいの軽い気持ちで、新しいブレーキのお試しをすることができます。
(そうは言っても実際やると苦労しましたが。。。)

https://tokutoku-bike.com/2020/05/21/1429/

苦労話は後回しで結果から行きましょう!
Before〜Afterの比較です。
まずはフロント。
Before(TRP HY/RD)

After(iiiPRO A8000)

リアです。
Before(TRP HY/RD)

After(iiiPRO A8000)

前後で180g(!)軽いだけあってiiiPROの方がかなりコンパクトです。
特にTRPはマスターシリンダ部分が頭でっかちです。
明らかにフルード量に違うんだろうなってわかります。
iiiPROは本当に大丈夫?ってなりますが、一応パッドは放熱性の良いフィン付きになってます。
それでもネット情報だとiiiPROはフェードしやすいらしいので、今回パッドはレジンパッドからフェードしにくいと言われるメタルパッドに変えてます。
パッドはシマノのJ04Cと互換性があります。

上がもともと付いていたパッドで、下がJ04C。

ここからが苦労話になります。
iiiPROはワイヤーの取り回しが悪いですね。
特にリア側が酷くて下の画像のようにワイヤが蛇行です。
TRPはほぼまっすぐにスムーズなワイヤリングができたので、このへんはちょっとこだわりに違いを感じますね。
幸いレバーの引きへの影響は許容レベルだったのでとりあえずは良しとしました。
フロントのローター径160mmにしてます。
軽量化にこだわるなら140mmにすれば20g程度に軽量化が可能です。
でも制動に伴う疲労軽減を考えればやっぱり160mmですよね。
ロングライドで寒くて手先が痺れるような長い下り坂とかだとかなりメリットあると思います。
それでこのiiiPROですがフロント160mmは実は成立していないことが判明!
というのが下の画像。
取付けボルト締めれんのです。。。
通常の内6角だとどうやってもダメです。
そもそもアダプターの台座がある状態だとボルトが入りません。
どうする?諦めちゃう?
いやいや、とりあえず最低でも実走インプレまではしなきゃねえ、ということでなんとか取り付けてみました。
取付けボルトは内6角ではなく外6角にして、アダプターの台座を外した状態でボルトをセットすることでとりあえず何とかなりそう。
でも締め付けはスパナ締めになるので、6角ナメそうでビビるし、トルクもちょっと甘め。
まあこれで様子見ることにします。

でもそもそもフラットマウントのフロント160mmの上側の締め付けはスペース的に厳しいですよね。
TRPのHY/RDはここまで酷くなかったけど、通常の工具だと入らないのでスペシャル工具が必要だったし。
(付属してなかったので手作り!)
なんかもともと140mmで足りると思ってたのが制動力の要求から後付けで160mmを無理やり付けれるようにしたような気がしてならないなあ。
もともと上側の取付け穴がもうちょっと外側だったなら何の問題もないのに。。。。
もう規格が固まっちゃったから動かせないというジレンマだろうか?

それにしてもワイヤー内蔵のエアロロードはホントちょっとしたメンテが大変。
ちょっとしたワイヤーの取り回し変更に伴うアウターワイヤーの出代合わせくらいでも、アウターワイヤーはなかなか動かないし、うまく出来たと思ってもそもそも見えないので目視のチェックができず不安だし。
自分の場合、シフトは無線なのでまだましだと思うんですが、これでシフト関係のワイヤーまであるとうんざりだろうなあ。

さてそろそろ新コロナで自粛対象だったスポーツジムも解禁らしいので、山の方へ自転車ライドに出かけるのは当然OKだと思われます。
さすがに電車利用の輪行はまだ控えようと思っているものの、そろそろアウトドアライド解禁したいと思ってます。

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